マキロンブログ

マジック界2人の神様

2014.6.26  マキロンブログ 

マジック界には2人の神様が居るのをご存知でしょうか?


かつて北見マキ先生を京都にお招きして“カラーチェンジング・シルク”(モンゴリアン・シルク)をレクチュアーしていただいた際、レクチュアー終板であるお客様が『もう一度演技をしてください。』とお申し出されました。 時間もかなり押していたので北見先生は音楽も無しにさらりと演技を披露されました。しかし、その音楽も無い演技があまりに完成度が高く、神々しさを感じさせ、会場がシーンとなり、その場の皆が圧倒されていました。


社長の隣にいたベテランマニアの方が思わず『手品の神様やなぁ』と嘆息されたのです。

そう、それは北見先生に神が降臨して手品を演じているような感覚でした。

これが噂の北見マキ師・伝説京都レクチュアーです。



一方、水芸が売りの新さまが以前、社長の計らいで京都にレクチュアーに来た際、『私は水芸を演じる際、自分は神になって下界の人々と遊んでいるような感覚で演じている。』とのたもうた。


近年、奇術協会の学校公演で小学校で水芸を演じた新さま。熱心に演じる新さまを他所に見ていた小学生は寝そべるやら騒ぎ出すやら・・・。要は演技に退屈したようで・・・。そこで新さまは小学生相手に怒り出してしまいました。新さまと小学生の喧嘩が始まったのです。


演技を行って、見ている人が神様と感じる演者。一方、自ら神様と称しているのに小学生と喧嘩している演者・・・。


奇術界には2人の神様が居るようで・・・。


※すみえ師匠に上記の話をしたら『だから、あの人はだめなのよ!』と一刀両断(笑)

小学生と喧嘩する神様って・・・。


















マジック裏話 てふてふ新さま

2014.6.26  マキロンブログ 


ヘビーな読者の方のため、マジック界の裏話も書いてみることにします。

今回は(自称)和妻の大御所、てふてふ(蝶々)を売り物にしている新さまです。


社長が以前、京都SAMへお伺いしていた際、日本SAMの発起人であった新さまが度々、京都へ来ていました。ただ京都へ来るだけでは交通費ももったいないということで社長の取り計らいで新さまが京都へ来るたびにレクチュアーを開催してあげてました。


レクチュアーも回を重ねたある頃、新さまは香川県へ寄ってから京都へやって来ました。香川県で招聘を受けてレクチュアーをしたので帰りに京都でもう一仕事したいというリクエストに社長は快く地元の方を集めてレクチュアーを開催してあげたのです。


それを恩義に感じたであろう、新さまは社長にお土産を手渡しました。『香川へ行って参りましたので、あなたのために香川名物のうどんをお持ちしました。』とのたもうた。


しかーし、社長が家へ帰って包みを開けてみると、中身には香川のクラブ会長の御名前が! 

つまり、新さまを招聘したクラブ会長が新さまにお土産を手渡して、新さまはそれを自分が買ってきたように社長にお土産として渡したのでした。


しかも『あなたのために・・・。』と言いながら・・・。社長に手渡す時、『もらいものですが・・・。』と言えば何も問題なかったのに、一言『あなたのために買って参りました・・・。』と言った言葉の薄っぺらさ。


一度は奇術協会の重要役員を務めた新さま。お水の芸や蝶々の芸を大層に喧伝なさっているのになんと小者感溢れるエピソードでしょう。


一度は掴みかけた奇術協会会長の座を周りの反対で降ろされた所以もこの辺りにあるのでは・・・?

長山洋子ちゃんと細川たかしさん

2014.6.26  マキロンブログ 

本日は社長懇意のプロモーターさんのご厚意で“長山洋子&細川たかしショー”へお招きいただきました。高槻現代劇場という場所で開催でした。少し早く着いたので隣接する神社(永井神社)さんに行ってみました。境内には茅の輪がありました。茅の輪というのは京都で夏越祓(なごしのはらえ)と言われる行事で半年間の汚れを祓い清めて無病息災を祈願するものです。輪の中を8の字を描くように3回廻ります。信心深い社長は熱心に廻っておりました。(笑)



さてコンサートは予想以上の素晴らしい内容でした。長山洋子さん、細川たかしさん共に歌がうまいのは勿論ですが、ショーの構成も素晴らしく、アッという間に時間が過ぎました。ベテランのお二人(しかも2回公演の夜の部)なので、抜くところは抜くのかと思いきや、力一杯の大熱演!!

長山洋子さんの三味線を肩から下げて歌う“立ち三味線”や細川たかしさんの顔が真っ赤になるまでの力唱は大きな見どころ。


感動、感動、そして感動!公演後は長山洋子さんとほんの少し歓談させていただき、一生の思い出となりました。ご迷惑にならないよう写真はこれでご容赦。





うかい亭もうひとつのお楽しみ

2014.6.25  マキロンブログ 

うかい亭さんでお土産を買いました。焼き菓子の詰め合わせ。とっても高いけど、とっても美味しい。しかもいろいろな種類があって食べ飽きないうちに全部なくなりました。

今月のなかひがしさん

2014.6.19  マキロンブログ 

今月もなかひがしさんへお伺い。例年のように6月水無月は先付に小紫陽花が添えられており、先付の食後には一輪挿しのごとく飾っていただけます。




今月からお楽しみの鮎が供されます。社長のリクエストで1匹の鮎は後程、鮎ご飯にしていただきました。








大将からの変わりご飯の提案(毎月、社長と勝負となっています)は筍をほんのり炙った特製筍ご飯。これも新作です。そして美味!

大将も自信を持ったのか、他のお客さんにもお奨めしておりました(笑)



神戸 百味処おんじきさん

2014.6.11  マキロンブログ 

先日の各務原に続き、本日は神戸のクラブのみなさまのお招きでレクチュアーをさせていただきました。

神戸と言っても山の中にある“しあわせの村”という巨大な総合福祉ゾーンの中にある会場でした。宿泊施設や病院、温泉なども備える巨大施設です。その中のシルバービレッジのOBの方々にお集まりいただきました。大勢お集まりいただき、大盛況のレクチュアーとなりました。お世話いただいた皆様、ことに森田会長様、誠にありがとうございました。


さて帰りには神戸、中山手通りにある“百味処おんじき”さんへ行きました。中山手通りは閑静な住宅やお洒落なお店、そしてファッションホテルが混在する不思議な場所です。

おんじきさんの並びにもそんなホテルが・・・。


おんじきさんへ入ってびっくり!漆塗りのカウンター、調度の設え、嵯峨面の掛かっているところまで“なかひがし”さんそっくり!

それもそのはず、設計者が同じとのこと。ではお味もなかひがしさん風かというと・・・。うーん、コメントしづらいと申し上げておきましょう。周りのお客様は美味しいと言っていたし、一度はここへ行きなさいと教えられて来た・・・とかおっしゃっていたので皆様のお口には合ったのでしょう。


ただ、カウンター席を聞こえよがしに番号で呼んだり、怖い顔で焼き物をしているのに、常連の電話には声が一オクターブ上がる店主には?の嵐。客層も水っぽい。(場所柄か)

デザートも多種楽しめるのですが、なんだか露天風呂付き個室の旅館で出されるマーケティング会社が提案したイメージ拭えず。

今の本物志向のお客にはちょっと鼻につく、成金様あるいは豪華絢爛至上主義の方向け。


箱が一緒でも内容がここまで違うとあらためて“なかひがし”さんの心地よさを思い知るのでした。








百味処おんじき さんお奨め度

久々のーーー☆なし

チーン

各務原レクチュアー

2014.6.6  マキロンブログ 

今日は岐阜、各務原のクラブの皆様からお招きいただいてレクチュアーをさせていただきました。

レクチュアーは夕刻からなので、お昼に鮎を食べに行きました。岐阜は鮎の本場。いろいろ有名なお店がありますが、会場近くで選んだのが今宿さん。


鮎料理のフルコースです。せごし(お刺身)から始まって、炭焼き、ふらい、鮎雑炊など堪能しました。

古いお店ですが、お店の方がいろいろ気を遣ってくれて、ゆっくり過ごすことができました。

これからが旬の鮎。今年も楽しみです。



野沢温泉・住吉屋さん

2014.5.22  マキロンブログ 

長野レクチュアーの後は野沢温泉まで足を延ばしました。今回選んだのは野沢温泉、麻釜(おがま)の真ん前にある住吉屋さん。何気ない宿なのにメディアで人気の旅館です。その秘密を探ろうといざ、参戦!

まず、びっくりなのはチェックインの時間が12時なこと。実際には11時半頃到着したのですが、快く部屋へ案内していただけました。このお宿はチェックアウトが11時。ほぼ24時間滞在できることになります。これは知る限り他の旅館ではありえないことです。


でもそんなに早くチェックインしてどうするの?と思われる方もいることと思います。実は野沢温泉界隈は13もの無料入浴施設があるのです。つまり村中、湯めぐりできるのです。

旅館に早くチェックインして荷物を置いて旅装を解いて浴衣で湯めぐり・・・。しかも無料。


湯めぐりと言えば関西では城崎が有名ですが、野沢温泉は無料なのです。運営は村の方々が篤志で行っています。(旅館の経営者などの協力があるので宿泊者は無料、日帰りなどの方は多少の喜捨を)


まずは湯めぐり処でもっとも人気の“大湯”へ・・・。寺社建築のような木造の建物の中へ入ると2つの浴槽が。ぬる湯とあつ湯という温度差のある浴槽ですがぬる湯でも普通の方は入れないくらい熱いのでご注意。一般的には水で埋めて入浴するようです。熱いお湯が好きな方は是非チャレンジを。

最もぬるい“熊の手洗い湯”へも行ってみましたが、それでもHOT,HOT!

住吉屋さんよりさらに坂の上にある滝の湯へ行くと何と桜が満開。京都より1か月も遅い桜に感激しました。




と、ここまで書きましたが住吉屋が人気なのはチェックインが早くて湯めぐりに便利だから・・・というのは1つの理由に過ぎません。宿の中に入るとまず目に付くのは著名な漫画家のイラスト。そう、ここは文人墨客の好んだ宿でもあるのです。そして、何気に置いてある花々や小物は本当に気が利いています。宿自体や部屋は古さを感じますし、室外の音もやや気になります。

大浴場には露天風呂もありますが、ほとんどお金持ちの家の池くらいの大きさ。(笑)


でも清潔で静謐な空間は玄人好み。1泊4~5万円、あるいはそれ以上のお宿も珍しくない昨今、そしてそういう宿がお好きだった社長がお気に入りの様子。何より空間に負けないくらい接客が気が利いています。至れり尽くせりというのではなく、丁寧で、こちらが伝えたいことをあらかじめ押さえておいてくれる・・・感じ。端々にそんな気持ちを感じましたが、1つ紹介しておくと、到着後すぐに湯めぐりについてお聞きしたところ、係の方自ら明日もチェックアウト後も車を置いたまま気軽に湯めぐりしてくださいとお申し出いただいたこと。痒いところに手が届くというか、こちらが何か言う前に気を遣っていただけること。


お料理は専用の蔵スペースでいただきました。有名な取り回し皿は2品になっていましたが、個別に食事するスタイルでは仕方ないかと。社長は岩魚の骨酒をオーダーしましたが、これも絶品だったよう。舟徳利で供されるのも一興。あとはにごり生ワインというのもオーダーしておりましたが、チェックアウトの際これも宿の心意気を示す出来事が。





翌日のチェックアウトの際、前日の生にごりワインが気に入った社長はお土産用に注文しようとすると宿のご主人はそのワインを扱っている村内の酒屋を教えてくれたのです。これはお酒の原価をお客に知られてしまうことです。当然ですが宿で出す場合、酒屋さんで売っている価格にいくらか上乗せされています。それを知られるのは(しかも翌日に)宿にとっては利益率を知られること。あまり明かしたくないのが本音でしょう。でもご主人は厭いもなく酒屋をおしえてくれるのです。

結果的にはワインに対する宿でのチャージもいたって良心的。

そのうえ、帰り際には割引券までいただきました。もともと1泊2万円以下から泊まれる宿なのです。もし割引券を利用したら安すぎます。

この内容でこの価格を維持しているのは奇跡的です。唯一、私たちにとって残念なのは遠いところ。でも遠くても行く価値はあると思います。


自遊人(雑誌)なんかでもアッパークラスのお客が好む宿と紹介されていましたが、むべなるかな。おそらく部屋付き露天風呂なんかの宿に飽きた方々は住吉屋さんのような宿に回帰しているのではないでしょうか。



野沢温泉 住吉屋さん


お奨め度 ☆☆☆☆

旅館 すぎもと

2014.5.15  マキロンブログ 

長野2泊目は松本に移動して“すぎもと”さんへ伺いました。ご主人の趣味の蕎麦打ちやオーディオ、民芸などのキーワードで人気の宿です。

夕食前にご主人の蕎麦打ちが見学できます。1日10食限定だそうで、勿論私たちもオーダーしました。

料理は山菜が中心で一般には珍しいかもしれません。私たちは普段、なかひがしさんでいただく名前が多く馴染みのものでした。サーブも男性ばかりで細やかな心配りに欠けるきらいが・・・。

小体な宿なので仕方ないかもしれませんが大浴場と部屋が近く、その音や声が気になるところ。部屋にお風呂とトイレがありますがユニットなので民芸風の設えとアンバランスな感じ。

記念日などではなく普段使いにどうぞ。








THE FUJIYA GOHONJIN

2014.5.10  マキロンブログ 

長野のイベントが終わって北見マキ先生とご夕食をご一緒しました。社長がチョイスしたのは善光寺の前のあるFUJIYA GOHONJINというお店。300年の歴史を持つご本陣(大名の宿泊施設)の建物をレストランとして営業しているお店。国の文化財指定を受けている建物は和洋の様式美を備えた独特のもの。

お料理はオープンキッチンからサーブされ、接客もばっちり!しかも美男美女を揃えていて驚きます。観光地なのに居心地の良いお店は貴重だと思います。お奨めのお店!




銀座うかい亭

2014.5.9  マキロンブログ 

明日からの東京、長野のイベントのため東京へ前日入り。夜は銀座のうかい亭さんへ参戦。

うかい亭さんへは何回か伺いましたが銀座のお店は初めて。土地柄、若干緊張していきましたが、ハイクラスで人気のお店はやはりフレンドリーでした。場所は地下鉄をあがってすぐの好立地。

今日は特別にウニが入荷ということで社長は迷わずオーダー。勿論、ほかにも筍やアスパラガスなど季節のお野菜も焼いていただきました。お肉の後は決まってガーリックライス。漬物とお味噌汁で〆るとカウンター席からソファー席へ場所を移してデザートです。










2人で行くとワンルームアパート1か月分くらいの出費にはなりますが、銀座の雰囲気を味わうという意味で1度は訪れるのをお奨めします。

社長はお土産にオレンジケーキとクッキーの大缶を買っていましたが、こちらも1つでランチができるお値段。 ちなみにこちらでドンペリはグラスで約5,000円。(ボトルではありません。グラス1杯のお値段)

貯金していかないと行けませーん。


別府・かんな和 別邸さん

2014.4.29  マキロンブログ 

湯布院をあとにして別府へ移動。湯布院と別府は案外近いのね。温泉地と言えば湯けむり漂う・・・なんて言うけど、別府の街は本当にそこかしこに湯けむりが漂っています。

まずは別府観光の定番、地獄巡りへ。血の池地獄や龍巻地獄へ。特に龍巻地獄は間欠泉で間隔も短いのでいつ行っても少し待てば熱湯と湯気の噴出が見られます。いざ噴出すると何か神々しささえ感じました。全部で8つの地獄があるのですが頑張ってすべて廻りました。






そして“かんな和 別邸”さんへ。別府でもお料理自慢のお宿で特にお肉が有名。お肉はステーキなどでも出していただけるのですが今宵はお肉をすき焼きにしていただきました。

でもお肉の前に出されるのは京都も顔負けの懐石料理と豪華な“関アジ”の姿造り。こういう“姿造り”はえてして苦手(たいてい美味しくないし、姿造りというコンセプトも)なのですが、こちらのは美味しかったです。やはり一本釣りされ、鮮度が良いのでしょう。


お宿の方は皆、親切で心地よく過ごせました。そして何故か皆さん美人揃い。殿方にはお湯良し、お料理良し、のうえに目の保養もできますよ。(笑)










翌日は山を越えて安心院のワイナリーを訪れました。ワインに目のない社長はワインのみならずブランデーやグラッパなど次々と買っておりました。そのうち酒屋さんでも始めるのですかね。